経営理念を明確に描く
長年続いている企業であろうと、これからスタートする新会社であろうと
最も大切にすべき、重要なものが『経営理念』である
そもそも経営理念とは
会社が存在する理由、目指すべきもの、社会に対して果たすべき使命
であることには違いないが
突き止めていくと 社長の天命の事ではないかと思う
中小企業は社長次第である。どんなに優秀な側近、副社長や専務がいようと
社長との距離は圧倒的である
全ての責任は社長にある たった一人にあるのであって
みんなで仲良く経営はあり得ない
だから社長の中に他責が生じたとき、その船は方向性を見誤る
よって会社の経営理念は 社長の『俺は何をしにこの世に生まれてきたんだろう』
の具現化であるべきなのである
天命とは『天からの命令』と私は定義している
天からこのことを頼んだぞ、お前が成してくれと託されたこと
だから、社長の天命には1つの大切な条件がつく
『社会に貢献するものであるかどうか』
会社には他人である社員が働いている
その他人が社長のベンツの為にイキイキと頑張ってくれるだろうか
彼らには彼らの大切な人生がある
その人生が輝くかどうか
それは、社長の果たそうとする天命に自分を重ね
共鳴し、それが自分のどうしても果たしたい使命になりえたときに
その人の人生と仕事は輝きだす。
社長の
この社会を少しでも良くしたい
困ってる人に少しでも楽になってもらいたい
こんなサービスで喜んでもらいたい
という気持ちに社員が共鳴し始めたとき
会社という組織は大きな変化と成長を始めるのである
企業が成長発展するための大切な条件の1つ目の
『好ましい組織風土』が芽生えるのである