前回は経営理念の話でした
この会社が存在する理由が明確になったら
次に必要になるのがビジョンです
ビジョンとは 経営理念を実現させるための
会社のあるべき姿の事 将来こんな会社になっていよう
を明文化したもの
企業発展の為には必要不可欠大切なものですが
額に入っただけのお題目では何にも意味がない
朝礼で唱えるだけでも意味がない
ではどうしたら これらが真の価値を発揮するか
それはそこで働く人々の心にきっちりと落ちること
心から納得して、私もぜひ一緒にそれを達成したいと思わせること
何故なら
心に落ちると人々の行動が変わる
仕事の質が変わる、ワクワクと輝きだす
社員が活きれば会社が活きる
仕事の本当の報酬は お金より
本当にやりたい仕事に出会ったときに感じる
このワクワク感ではないかと思う
だからこそ、経営者は家族として迎えた社員に
同じ夢を与える責任がある
もし、価値観が違う社員を採用したのであれば
出来るだけ早い時期に、その社員にあった道を
促してやる事、これもまた経営者の大切な責任
それが社員を雇用するという事
ビジョンを落とし込むことは簡単ではない
体の良い言葉で明文化して伝わるようなものでもない
それは日々の仕事の細部からジワリと伝わるもの
うちの会社は、こんなとこにこだわるんだという驚きや
経営者の何気ない一言
顧客に対する些細な態度
そんな日々の些細な出来事からジワリとしかし
確実に浸透していくもの
こればっかりは
近道もなければ要領のいい方法もない
ただ、愚直に誠意をもって仕事をするしか
方法はない
そう思うのです。
その愚直さは必ず、どこにも負けない、
どこにも誇れるわが社にしかない
誇れる組織風土として醸成されていく